広告 音楽理論・楽典

【楽典用語】転回

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転回とは

音の上下の関係をおきかえること

転回には音程の転回、和音の転回、旋律の転回の3種類ありますが、ここではもっともよく使う「和音の転回」について触れます。

和音の転回形

3和音の転回形には3種類あります。

  • 基本形
  • 第1転回形
  • 第2転回形

基本形の定義は「3度づつ積み重なった形」の和音です。文字で読むとむずかしく感じますが、音を積み木のように並び替えるだけです。

楽譜上で記すとこうなります。(ハ長調の場合)

  • 和音記号は基本ローマ数字
  • 転回をする数字は和音記号の右上に記す

和音が3つの音で構成されていると第2転回形までですが、4つの音の場合は第3転回形まであります。

【転回】 inversion[英]Umkehrung[独]和音の転回は、根音以外の音をバス(もしくは最下声)に置くものを意味し、三和音にあっては、第1,第2,七の和音にあってはその上に第3転回形がある。

音楽之友社新楽語辞典「楽語」より引用

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