広告 ピアノと認知症予防

ピアノと認知症予防②

2017-05-29

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ピアノは認知症予防になりますか?

ピアノと認知症予防①の続きです

親子で師弟関係になるむずかしさ

腹が立つことが多いんですよ。ほんとに。

ドレミファソを教えると「それくらいは知ってる」

もう一回やろうと言うと「えーまたやるの?」

 

1番腹たったのはこれ↓↓

先生の書き込みをなんだと思ってる。

てか、これ私の楽譜だし古いしもういいじゃん。楽譜は先生の書き込みがあってなんぼなんだよ。しかも書き込みを「汚れる」とか言うな。

などお互いムカつきながらやっていましたが、1年くらい経ったらスムーズにいくようになりました。

1対1で学ぶことの大変さ

これは母を教えて初めて知ったことなのですが

マンツーマンで物事を学んだことがない人にとって、逃げ場のないこのスタイルは緊張感を伴うもので大変疲れるらしい

それがたとえ娘であっても。

母が小さい頃は学校の生徒の数も多く、先生もいちいち一人一人に構ってもいられなくてできない子はほっておかれたそうです。

なので「なんとなく」で突き詰めて何かを学んだことがない人は、全ての時間を自分だけで埋め尽くされるのはしんどいのだとわかりました。

できないことをできるまで根気強くやっていく、できなければできる方法を模索しながら全神経を使ってかんがえていく。ここまでやってもピアノの成果としはほんの少し。

でもこの積み重ねでピアノってうまくなっていくんですけど、このプロセスを経験したことない人にとってはすごく大変なんですよね。

1対1で張り付かれるってこんなに大変なのか・・と思うらしいです。

ぴよこ

小さい頃からピアノ習っている人はマンツーマンの耐性がつくみたい

お出かけするだけでも刺激になる

ぴちち母娘のように自宅で娘にピアノを習うなんてのは少ない例で、大抵は先生のお宅に行ってレッスンを受けるわけです。

特に日々の予定のない高齢の方の場合は、週1回お出かけをして1対1で「何かを習う」という行動だけで十分刺激になると思います。

以前80代の生徒さんがうちにいらっしゃる時は、毎週30分前には私の家の前にいました。

ぴよこ

早めじゃないと心配なんだろうね

足が不自由な方でご主人が車で送迎をしてくださっていましたが、レッスン日はそれはそれは朝から支度が大変だったと思います。

 


この方は毎週私の弾いたものを録音していました。

こういうタイプの録音機器で、ウォークマンっていうんですよ。カセットテープを入れて録音します。

今のスマホユーザーには考えられないくらい面倒なものです。

でも、これは勝手に自動調整しないので私はとても好きです。特にピアノ演奏の録音は勝手に音量を自動調整されると本当に困ります。

そして高齢者にはやはりアナログはわかりやすい。
ガチャってしてるし。

「ボタンは押すもの」と思っている世代の方達にはスマホのタップは感覚的にわかりにくいですから。

うちの母には私のスマホをギューギュー押されたことがあります。

この80代の方にレッスンをしていた頃、介護施設で働いていた友人がこんなものを貸してくれました。

古賀政男先生メロディー!(ご存知ですか?ぴちち先生は知りませんでしたよ)

この古賀先生のメロディーが、80代の生徒さんにはハマりました。

うさこ

さすが介護職員

好きな曲を選んでもらって、私がメロディーをさらに簡単にして左手はせいぜい1音ないし、2音くらいの伴奏の音をつけた楽譜にします。



この本には本当に助けられました。



大人用の楽譜は小さいし、むずかしい。

高齢者用の楽譜は A4サイズが横開きになるサイズが最適だと思っています。


70代以降の高齢者になると、「老眼が・・・」という話ではないのです。

白内障・緑内障・加齢黄斑変性(かれいおうはんへんせい)など色々あります。


ちなみにうちの母はこの「黄斑変性」という目の病気で、視界に黒く見えない部分があるようです。

なので、こういった人達が楽譜を見る場合には相当大きくて見やすいものにします。

今はコンビニで拡大コピーが簡単にできるからいいですよね。
うちに来ていた80代の生徒さんはコピー上手になりましたよ!










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